吉祥寺。
連休のダンディゾンはすごい混雑で、お店の中も列でぎゅうぎゅう。
硝子1枚隔てて、こちらのことなどまるで見えてないように黙々と調理する真っ白な女性。
接客の店員さんも変わらず丁寧な対応で、すごいなあと眺めながら会計を待つ。
シェフとカメリエーレ。
静かな店内に、あのドアの開く機械音が響いて、
木、コンクリート、銀色の器械、1階から差す光、
絶妙の人数の白い店員さんたちがすらっと働いていて、玉ねぎのいいにおいと、微かなパターの甘い匂いが香る。
やっぱり空いている時の方がダンディゾンらしい。


2Fでは、一柳京子さんの器展
薄くて儚げで、対して色が鮮やかで力強くて、
どの器も目に見えないくらいの早さで回転しているような、
小さな声で話し合っているような、存在感とエネルギーのある食器たち。
feveの空に伸びる白い階段はすごい素敵で、白い階段に、
階段の上にのぞく青い空と(曇りだったのに、なぜか青く見えた)、エメラルドグリーンの花瓶がよく映えていた。


roundaboutでお味噌用の琺瑯を買って、3Fのbase cafeでランチ。
初めて来たけど、ちょっと想像と違った。
中央線のすぐそばで、電車の音が近くて、通ると少し揺れる。
思ったほど広くなくて、店内には頭の少し上に鉄筋が張り巡らされていて、
無機質な機械工場のような雰囲気。
窓際には少し日が入っていたから、そこが妙に暖かみを帯びていて、
よく見ると、わっぱや植物がほつほつといい味を出してる。
ひよこ豆のコロッケと、春野菜の和え物と、玄米とおみそ汁を注文。
けっこう量もあって、味もよかったけど(コロッケ好き)、
玄米やおみそ汁はもっとおいしいところも知ってるから、そこまでは感動しなかった。
三年番茶のポットにすごいたくさん入っていて、飲みきるまでにながーく居れそう。
こちらも連休で少し込んでて、やっぱり空いているときにゆっくり来たい。
お会計のときの店員さんの笑顔が素敵だった。
じっと目を見つめられて、こちらも笑って返した。





なべから琺瑯へ、お味噌の移し替え。
これで2班はみんなお揃い。


映画を見て、少し眠って、雨が上がっていたからオトノハへご飯を食べに行って(高菜あんかけブーム)、
包帯クラブのサントラを紹介して、帰宅。
今、ロストイントランスレーションを見てるけど、なんか照れくさくて、集中できない。。


もう明日は最後の休日。
たいしたイベントもなかったけど、気になっていたことはできたし、ゆっくり過ごせた。
最後は潮音ちゃん。
http://www.tokyo-midtown.com/jp/anniversary/showcase/index.html


そういえば、今年はまだ梅がお店に出ているのを見ていないや。
ちょっと遅め? 見逃しているだけ?
去年はGWに仕込んだから、今年も見かけたら、と思っているんだけどなあ。。


東京ゴッドファーザーズ
楽しめるとは思っていたけれど、泣くとは思わなかった。
偶然と、飾らない言葉に弱くなっている。
足りないものがいっぱい詰まっていた。