もう少し。


夏の暑さにまけて萎れていた植物も、いつの間にか、すっと背すじをのばしていたり
この時期の植物の成長はおだやかで、毎日ゆるりと見守っています。


秋から冬に変わるころには、この葉も冬の寒さに凍えることになり、
冬になる前に、葉をすべて落としてしまうものもあって、
それを考えると、このおだやかささえ悲しい想いに塗りつぶされてしまいそうだけど、
彼らはそんなことはもちろんわかっていて、誰にどう見られようが構わず、
毎年のように、秋のさわやかな季節を楽しんでいる。


結末を気にせず、どう過ごすかを皆がかみしめて味わって、
誰も傷つかずとは言わないけれど、そんなこともありかな、と思えるような毎日が過ぎていったら、
どんなにかいいだろう。



ちょっと現実に戻って。
昨日泊まりにきていた方が履いていたタイパンが、いつの間にか洗濯機の中に入っていて、
気付かずにいろんな洗濯物と一緒に洗ってしまった。


結果、Zuccaの白地のシャツ(3万・・・えん)や、自分で裾あげした白の道着やら、
いろんなものがきれいな茶色に染まりました。


確認しなかった自分も悪いからね・・・、まあそんなことも。


鎌倉のおみやげにもらった羊羹。
柿と銀杏ときのこ。
賞味期限がちょうど来年の誕生日まで。
ちょっとうれしい巡り合わせ。




明日は係の後輩の誕生日らしいので、週末からコーヒーにしようか、
お茶の道具にしようかいろいろ考えていて、でもお金もないのでどうしようか。。。
と結局いい考えが見当たらなくて、冷蔵庫のりんごでアップルパイを作ることにした。


お砂糖は使わずに、ラベイユの蜜柑のハチミツとバターで仕上げる。
あっさりしたパイになったけど、ほのかな蜜柑の香りと、林檎の食感がおいしい。
ついでに係の人数分も作ってみたよ。


高円寺百音に行こうと思っていたのに、ちょっと雨に打たれた夕方から少し熱っぽくて、
7時から12時まで寝てしまう。
あとでホームページを見てみたら、ちょうど日月火と連休だったようで、
無理して行かなくてよかったと思う。
映画を見に行く予定も、遠くに誕生日の買い出しに行く予定もあったけど、
きれいになった部屋と、お金のかからないプレゼントと、境界線で持ちこたえた身体と、
そんなにわるい日ではなかったように思う。


気がつけば、日記も10月で4年目に突入。
何年前の今日は何をしてたかな、なんて、積み上げるほどに楽しい。
あの頃は、子供の心で無限の体力。
体力以外は、いまもそんなに変わらないか。
昔からの方も、これからの方も、今後も変わらぬご贔屓を。