昨日は12時頃には寝てしまったので、6時頃から目が覚めていた。
平日だからいつもの癖が抜けないし、いつまでも眠っていられる歳ではなくなってきてる。


そこまでの寒さではなかったから、掃除を済ませてひさしぶりにジョギングに。
阿佐ヶ谷住宅を抜け、善福寺川沿いを走って1時間半くらいゆっくりと。
もうほとんど人が住んでいない住宅も、たまに窓越しにきれいに整頓されたキッチン用品が見えるのがとてもうれしい。この風景もいつまで見れるのか。写真に残しておかないと。
途中、遊具で懸垂ができるところがあって、試してみても5回はできないくらいに弱くなってた。
意外ときつい。
土手の排水溝前でずっと覗き込んでいた猫がいて、なにを待っているのかしばらく眺めていても動きなし。
川沿いの桜は蕾がたくさんで、幾つかは桃の花弁が開きかけていて、ここでのお花見は週末くらいからできるかもしれない。


帰ってきて、とりあえずある素材で、ジャガイモのトマトパスタと茄子と舞茸の中華炒めで節操のない朝ごはん。
今日は、親が最速のインディアンを朝から見に行っていて、そろそろこのシーンかな、なんて思いながら、洗濯してハンバートを聴いてコーヒーを飲む。普段は仕事の最中なのに。なにか悪いことをしているような、調子が狂うような不思議なかんじ。じぶんはなにものだ?
午後はサザンシアターへ、エルマーを見に。
http://www.puk.jp/kouen.htm
夕方のLamp@monaはどうしよう。


お昼用にみそのおにぎりをにぎって紀伊国屋サザンシアターへ。
さすがプークで、おかあさん&子供がほとんど。上演中とはいえ、子供っていうのはほんと思ったことを正直に言うんだなー。それをも許しえるこの雰囲気はちょっと好き。ラストの方のお父さんドラゴンと銃を持ったダンプがもみ合う数秒のシーンにじーんときてしまった。檻に捕らえられていたドラゴンの家族が飛び出して、ハンターたちと対決する場面。前の方では猫のミミが飛び回ってエルマーも戦っていて、その後ろでふいに起こるシーンなんだけど、やっぱり一番危険なところは父親がおさえてて、撃たれてしまうんじゃないかとハラハラした。きっと見ていたお父さんみんなそうだったはず。年齢の割に子供よりな僕でも、ここまで対象年齢が下がってしまうと、父親寄りに感情移入してしまう。その程度には歳を食っていて、そのうち父親になるんだろうなー、と思う自分。が、帰りのトイレの鏡で、あまりにも男っぽくない見た目に驚く。今日は髪を下ろしていたのを忘れてた。親父ほど遠し。Lampに行こうか迷ってたけど、ほしいものもたくさんあるので断念。


特に予定もなかったので、ふらふらとジャーナルスタンダードに寄りつつ家路に。西荻までいって散歩しながら阿佐ヶ谷まで。休日の西荻は多くの店のシャッターが閉まってて、このまま廃れてしまうんじゃないかと不思議な雰囲気。道が狭くて、通りが詰まってて、とても小さな街の印象。でもどの家も大きい。きもの屋さんが多いなあ。男物はないかな。途中のとうふ屋さんでおからとがんもを購入。おからは安いよ。500g:30円。むむう。


新月に近い三日月と、並んだ一番星を見上げながら帰宅。数日前の深夜、新月の夜なのに妙に空が明るくて、雲まではっきりのおかしな夜のことを思いだした。「ノアの箱舟」の淡々と物悲しい世界が頭から離れない。なにか映画を貸りようか、ヴィオロンの朗読会を見に行こうか迷ったものの、今日がまだ水曜日だったことを思い出し(これを見て思い出してしまった人、ごめんなさい)、ゆっくり本を読もうと帰宅。ひとりの部屋が少し寂しい夜。


来週末(31日、1日)には、「暮らしの教室」主催の阿佐ヶ谷住宅に関するイベントがあります。
4月1日には、この前のハンバートライブにも参加された佐藤貴子さんのオムトンも参加。
気になる方はぜひぜひ。
→「暮らしの教室」http://www.kurashi-kurashi.com/top.html