現実というものは、僕の予想を遥かに越え続け、
予想を裏切る展開、思わぬ出会いや感情を次々に呼び起こす。
こんな僕にも、人生も捨てたもんじゃないと思わせるような出来事があるんだから、
きっと、誰だって、いつの間にか予期しない流れに巻き込まれて、
どこか遠くに連れていかれることがあるに違いない、と思わされた夜。
それは、楽しいことだけじゃなくて、
自らの制御を越えた流れに身を任せることで生まれる新たな世界や自分を、
受けれられたことに対する喜びであって、
他者に対する愛おしさや大切さを忘れていた自分に恥じるとともに、
1人で過ごしてきた時間もきっとこの時間に出会うためにあった、と、
どんな時間も繋がっていることを感じた夜でもあった。


今はとっても酔っぱらっているので的を得たことは書けないけれど、
僕がこれまでに積み上げてきた時間も、いつかどんな形にか還元されて、
いつの日か突然にひょっこりと顔を出して、道を示してくれるんだなあと、
その変化を楽しむことができるような気がして、今日の夜に感謝をせずにはいられないから、
カメにえさをあげて、枕を抱きしめて、眠ることにします。
今日は、懐かしくて大切な、美しく、愛らしいものをたくさん見ました。
ありがとう、良成さん、ラカーニャ、会えたみんな。


ふとみたら、カメが卵を生んでいた。
なんて夜。


さっきいただいたのですが、
20日水曜の16時から、新橋での、つかこうへいさんの幕末純情伝のチケットが1枚余っています。
招待券なので、お金のことは気にせずに、時間の都合のつく方は是非、お問い合わせください。