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オトノハ朝市から花市へ。
のどかな天気のわりには意外と混雑していなくて、
雑貨、中古カメラ、食べ物、ジャム、手作りレモネードなどなど、何周もくるくると回って、
Young groupやTico moonさんのライブ、アノニマさんのトークを聴きつつ、
行き交う人、どこからのエネルギーでそんなに動けるのか、子供たちを眺めながら、
ぼーっと境内に座ってた。
子供たちの遊びって、20年前からでも、あんまり変わってないんだね。
走って、追いついて、見つけて、名前を呼んで、あんなに楽しそう。
かわいらしい。
すれ違う人はみんな、指輪が光っていたり、連れがいたりで楽しそうで、
ちょっとうらやましい。
恋人であれ、友人であれ、気を置けない人が隣にいることは、自分で思う以上に幸せなこと。
どちらでもいいから、そういう関係になりたかった。
いないとわかっていても、目で追ってしまうし、
似た人が視界の隅をかすめるだけで、こんなに動揺してしまう。
すっかり体が冷えてしまって、なんでもいいから体をとにかく温めたかった。
風邪をひく、とかではなく、体温がなくなってしまった感覚。
「体温がほしい。」
帰り道は、熱くて辛いものを食べて、お風呂に入って、そのままふとんに飛び込むことをずっと考えていた。
まだ5時にもかかっていなかったけど、阿佐ヶ谷の駅に着いたらすぐにラーメン屋に飛び込んで、
ふと花市で食べたクラムチャウダーを思い出して、材料を買い込んで帰宅。
ひさしぶりにラーメンで、やっぱりおなかを痛めて、シチューを煮込みながらふとんに倒れる。
とりあえず、願いが叶ったわけだ。
明日のお弁当にしよう。
遅ればせながら手にした、GENTE-2。
ナツメ本はいつ読んでもじわじわ来るから、
ずっと机に置いて、なにげなくぱらぱらめくっていたい。
- 作者: オノ・ナツメ
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2008/04/17
- メディア: 単行本
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上巻読了。
- 作者: 伊島りすと
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2002/08/01
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