月がまぶしくて、夜の空に浮かび上がる雲と、半月と三日月の間の月を眺めてる。
月に浮かぶこの空の色は、何色と呼べばいいんだろう。
最近は、秋でもないのに、本ばかり読んでいるよ。


伊坂さんが何冊も続いたあとの村上春樹は、似ている部分があるんだろうけど、
ストーリーの抑揚が穏やかで文調はより美しくて、すっと溶けてしみてくる。
星が明るい夜の海で読んでいるみたいだ。
川上さんも海だけど、こちらは暗さに安心する海。
おもしろいなあ。


スプートニクの恋人 (講談社文庫)

スプートニクの恋人 (講談社文庫)