2009-01-30 ■ 彼女に会った帰り道、 僕の手はいつも彼女のにおいがして、 うれしくもあり、さみしくもあり、 揺り動かされる感情を、幸せに感じるのです。 1週間ぶりに帰ってきたこの部屋はとても静かで、 雨の音と、朝までの予定も、明日の予定も決まっていないことに、 とても心落ち着かされる。 これまでの不安な日々も、今は、 緑の地を歩きながら、手をかざして指の隙間から眩しい陽を仰ぎ見るように、 満ち足りて、まっすぐと歩くことができる。 一言や、ふとした仕草に、僕はとても満たされる。