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装丁が目に止まって、手にした作品。
やってくる本は、どれもしっくりと今の自分を吸い込んで、
いい出会いだと思うのと同時に、嘘ばかりの現実に戸惑いを覚える。
こぼした言葉はどれも本当の意味を成さなくて、沈黙のまわりに言いたいことが回っていて、
でもそれはどうしても、きっとずっとわからないまま。
嘘になるくらいなら、ずっとだまって過ごせたらいいのに。
- 作者: 生田紗代
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2007/12/11
- メディア: ハードカバー
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