連れが化粧品を買いに行く用があったらしく、伊勢丹へ。
あのフロアーの匂いが好きではないので遠巻きにまわりを観察していたけど、店員さんの気合いの入り方がすごい。
若い人からそうでない人まで、目に力が。
あの目で見られたらなんでも買ってしまいそうだ。


今日はどうしてもひなぎくの果実酒で星野さんを読み終えたいのだけど、今から南瓜を煮て、ひじき、菜の花のおひたし、小松菜と支度していたら、果たして間に合うのだろうか。
というか、今日は開いているの?
そうこうしている間に、南瓜がいい味に。


結局開いていた。
2ヶ月ぶりの黒糖梅酒(ここのは、砂糖を使わず「梅+黒糖焼酎」で仕上げてある)は以前飲んだ時より酸味がつよいかんじがして、それが気のせいだったとしても、ふいに、時間が経ったと感じれたことをなんだかうれしく思った。それはこの2ヶ月あまりでいろいろなこと出会えたし、始めたし、今も続けられていることを、充実してると自分の中で無意識に感じていたからこんな感情が湧いてきたんだろうな。
僕のお酒はどうなっただろう。まだ1ヶ月だけど味は変わったのかな。これほどの濃さはいつか出るかな。
お店は閉店前の1時間にも関わらず結構にぎわっていて、ほぼ満員だったし、諦めて帰るお客さんもいた。当の僕も諦めそうになったのだけど、展示をしている人なのかな、譲ってくれたのでなんとか座れた。ありがとうございます。
「線路がこんなに近いのに、電車の音が気にならないね。」
「このお店の雰囲気だからだよ。」
という隣の人の会話に妙に納得。不思議と気にならないんだよなあ。それとは別に、日常のすぐ近くにこんな空間があることがちょっとうれしい。
なんて考えていたら星野さんを読了できずに閉店。


帰ってからは、鳥肉の封を開けてしまったので、煮物へ調理。洗い物やキッチン回りの掃除、明日の燃えるゴミの用意、仕事の準備、等々片付けていたらいつの間にかこんな時間。
悪くなりそうな林檎を2個むいてしまって、お皿にどーんとあるのをこんな時間からどうしよう。